2010/01/24

古門前通・新門前町通






古門前通・新門前町通。

(hurumonzen-dori/
   shinmonzen-dori)





 

骨董品が並ぶ、とても静かな通りです。

職人たちの丹精込められた一品一品。
素人の私にもそれはひしひしと伝わってきました。


 

 


染司よしおか
・・・染織で世界でも活躍する吉岡氏のお店です。
  日本の伝統色を美しいままに今なお表現されてます。
香水香しらかわ
・・・お香のお店。和室にあったらとてもかわいい。。。
nordique(ノルディック)
・・・日本の骨董品が並ぶこの通りに、ヨーロッパ家具のお店がありました。
  丁寧にものづくりしているところは共通してると思います。

2010/01/23

河井寛治郎記念館









河井寛治郎記念館。










彼は陶芸家です。
ここは自ら設計・建築し、生活した場所で、今は記念館として公開されています。



どっしりと、隙のない木の頑丈さ。
でも触るととてもなめらか。この木の質感が好き。


 

私が行ったときは、教授らしき男性、出張ついでの観光?スーツ姿のビジネスマンが。
彼らの話が聞こえてきたんですが、みなさま詳しいですね。。。
私がちょうどここを訪れた時期に知った、「白洲正子」などの名も出てきてました。

つながるものだなーと、なんだか嬉しくなりました。

京都が奥深くなっていくのは、
昔も今も多くの人が京都に魅了され続けているから。


2010/01/22

清水焼








清水焼。






 

五条通り沿いには清水焼のお店が並んでいます。
どれどれと見たくなる器ばかり。

手頃なものもたくさんあるので、色々買いそうになってしまいます。
実家が近かったらそれこそ危ない・・・笑。

結局、あるお店の中で見つけた、持ちかえりやすい箸置きを買いました。
地味だけど、ありそうでないシンプルな箸置き。





通りを歩いていると「若宮八幡宮」を発見。
ここは「清水焼発祥の地」。
毎年8月8日~10日には「陶器祭」というお祭りが開かれるようです。


そして戸惑うことなく入ってしまったインテリアショップも紹介しておきます。

a depeche
・・・家具、雑貨、食器etc...選び抜かれてあるだけに、長く使えそうなものばかり。
  Webサイトじっくりみると楽しいです。

2010/01/20

桂離宮



桂離宮。
(katsuyra-rikyu)



宮内庁が管理する、最高と言われる日本庭園。



ここは要予約。
建築様式は見どころ満載でした。
案内してくれる方がいて、丁寧に分かりやすく説明してもらいました。

格式の高い入母屋造り(いりもやづくり)、
板厚2~3ミリ、最薄の杮葺(こけらぶき)、
庭の周りを回遊して鑑賞する回遊式庭園、
「天下三棚」の一つといわれる「桂棚」、
休憩所となる複数の茶屋・・・松琴亭、賞花亭、下波楼(げっぱろう)など

桂離宮のテーマは「観月」。
ここには写真がありませんが、
ベランダのような形式で、すのこ状の「月見台」があります。



江戸時代初期の離宮ですが、
障子の形、壁の模様など、どこかモダンな感じもします。
すべての個所に意味があって、選ばれた素材が使われ、形づくっています。

丁寧というか、こだわりというか。
京都はどれも貴重なんだけど、今回は特に、
管理している人の態度も一段違った気がします。

2010/01/19

修学院離宮








修学院離宮。
(syugakuin-rikyu)





上御茶屋(かみのおちゃや)、中御茶屋、下御茶屋の3つの庭園で構成される、
広大な敷地。

桂離宮と同様、宮内庁が管理している要予約の離宮。

ここの見どころはなんといってもこの素晴らしい景色。
何度も目を疑ったほど。
京都ではいくつもお寺、お城を観てきたけど、この広大な景色はここだけ。

16時くらいだったかな、夕焼けも混じって
水面に映る空がよりいっそう広々と感じさせて、
哀愁漂う、もの悲しさをも感じる美しさ。




広い敷地を移動した小道には、松が綺麗に並んでいて、
これこそ日本の優雅さの象徴だと感じました。

詩仙堂






詩仙堂。
(shisen-do)






徳川家の家臣、石川丈山の山荘。

でこぼこの土地に建てられたため、
凹凸窠(おうとつか)とも呼ばれます。

この竹林の雰囲気、素敵でした。







詩仙の間には中国の詩歌36人の肖像画が
飾られています。







庭は緑がとてもきれいでした。






人が少ないので本当に静か。
ししおどし(=添水そうず、と言うらしい)の音が
なんとも清々しい。
凛とした静けさ、太陽の光、
いつまでもここにいてしまいそうな心地よさでした。


知り合いご夫婦に教えてもらい、訪れました。
さすが。京都での過ごし方を心得てらっしゃいます。。。

2010/01/18

曼殊院門跡






曼殊院門跡
(まんしゅいんもんせき)









「門跡(もんせき)」とは、
貴族出身者によって継続される寺院のこと。















大書院「十雪の間」にある欄間の模様、とても不思議!現代的!
今の和室にあるとおしゃれな感じ。

石や砂を水に見たて風景を表現する「枯山水庭園」は小堀遠洲によるものです。
小堀遠洲は江戸時代初期の造園家で、枯山水庭園作家の有名な一人。

すみません、写真はありませんが、
庭園には、岩で表現された鶴島・亀島があります。
(他の庭園にもよくでてきます。)
ここに植えられた松の木も斬新でした。
本当にアーティスティック。

2010/01/17

八大神社







八大神社。
(hachidai-shrine)







八大神社と言えば、「一乗寺下り松(さがりまつ)」。
宮本武蔵と吉岡一門が闘った場所です。




ここは縁結びの由縁もあるみたいですよ。

2010/01/16

三条名店街





三条名店街。

歴史ある商店街のようですが、
若い人のお店も違和感なく溶け込んでいて、いい商店街だなあと思いました。
歩いていて楽しい商店街。

生活している人の匂いがする街ってとても素敵。

TRUCK







TRUCKへ行ってきました。







この家具屋さんとの出会いは、本でした。

「MAKING TRUCK 
家具をつくる、店をつくる。そんな毎日。」

12月に今の場所に移ったばかり、
しかもcafeもできたという情報。

実は、とある京都のcafeで、TRUCKの名刺を発見。
cafeのつながりって、すごい。

それにしても、人人人。
ごくごく普通の住宅街に、警備員さんと長蛇の列・・・。
みんなcafe待ちです。




私はドーナツを。

できたて、素朴な味~。




そして家具・・・・・・・☆☆☆



なんというか、HPの写真でしか伝えられない。


家具の聖域とでも言うべき?

太陽の光が窓に差し込んで、家具が日光浴して生きてるよう。
この感じ、NYのアストリアを思い出しました。

とても静かだけど、何かがじんと重く、
自信みなぎるものたち。

うっとり見惚れてまず一周。
皮の質感やソファの固さ、木のなめらかさに触れて二周。
ソファやベッドに実際座り、体感すること三周(笑)。

ためいき、でした。。。