桂離宮。(katsuyra-rikyu)
宮内庁が管理する、最高と言われる日本庭園。
ここは要予約。
建築様式は見どころ満載でした。
案内してくれる方がいて、丁寧に分かりやすく説明してもらいました。
格式の高い入母屋造り(いりもやづくり)、
板厚2~3ミリ、最薄の杮葺(こけらぶき)、
庭の周りを回遊して鑑賞する回遊式庭園、
「天下三棚」の一つといわれる「桂棚」、
休憩所となる複数の茶屋・・・松琴亭、賞花亭、下波楼(げっぱろう)など
桂離宮のテーマは「観月」。
ここには写真がありませんが、
ベランダのような形式で、すのこ状の「月見台」があります。
江戸時代初期の離宮ですが、
障子の形、壁の模様など、どこかモダンな感じもします。
すべての個所に意味があって、選ばれた素材が使われ、形づくっています。
丁寧というか、こだわりというか。
京都はどれも貴重なんだけど、今回は特に、
管理している人の態度も一段違った気がします。
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