直接対面して、それから本の中、
これまでも人との出会いは私の価値観を大きく変えてきました。
今回は「水嶋ヒロ」。
あまりテレビを観ない私にとっては、
彼が結婚し、執筆活動をするということで
ようやく顔と名前が認識できるというところからの
出会いでした。
結婚、仕事、
大きな変化であろう出来事の最中、
彼の発言、態度を見て、揺るぎない何かを持っている人だなと感じました。
ルックスがいいという存在ではあまり興味の沸かない私ですが、
彼の書いた本がとても気になっていました。
待ちに待ったKAGEROUの出版。
一気に読みました。
「命」に対するさまざまな考え方。
一度に考えるのは複雑なテーマだけど、
さまざまな立場から「生きること」「死ぬこと」
について考えさせられました。
それぞれの立場がとてもうまく重なって物語が進み、
その問いへと自然に導かれ、
著者のメッセージがストレートに伝わる作品でした。
SWITCHを読んでみるとこの本と著者の背景が重なり、
ますます彼が深みのある人間であると感じます。
私が一言で言えるほど決して安易ではない、
彼が伝えようと意図するものが重々と伝わってきました。
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