源光庵。
(genkoh-an)
京都のずっと北のほう、鷹峯(たかがみね)というところにあります。
市バスで狭い車道をぐんぐん上へ登っていきます。
ご存知の通り、源光庵の左:「悟りの窓」と右:「迷いの窓」。
「悟りの窓」は円形に“禅と円通の心”を表し、
「迷いの窓」は角形に“四苦八苦”、人間の一生が象徴されているのだそう。
京都では数多くの庭を眺めることができますが、
こうやって窓によってかたどられた景色は意外にも珍しくあります。
一つ一つに意味が持たれていることを知ると、
私たちの日常ももっと丁寧につくれる気がします。
ここは「血天井」でも有名です。
天井には信じられないほど生々しく、血の足跡が残っていました。
この天井の板は、伏見桃山城から移築されたもので、
徳川家の家臣、鳥居元忠らが石田三成と闘ったときのものだそう。
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